ココロネコStaffブログ

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No.4 第1回ブログ企画【ココロネコメンバーに聴いてみた】~久保木・後編~



最近は雨続きで、部屋もじめじめしていて、ちょっと過ごしにくい時期ですね。

洗濯物も干せないし……。

ですが、スタッフブログは梅雨でも変わらず更新!湿度の代わりに熱量高めに!

今回は、前回に引き続いて【ココロネコメンバーに聴いてみた】の久保木編をお送りします。

前編でも久保木さんのあれやこれやを聞かせてもらいましたが、ここから更に久保木情報が出る出る……!

からっと爽やかにいってみましょう!

 

 


 

 

細野:前半は「音楽」ということについて深い話をたくさん伺ったので、ここからはちょっと私生活に寄せつつ、質問していきたいと思います。まずは、人生で1番アガったライブ・コンサートはどれでしょうか?あれ、結局音楽関連なことでごめんなさい(笑)

 

久保木:中学生の時に聴いていたジンの湯野川さんとFeel Rock Cafe湯村で一緒のイベントで演奏できたことは、すごく嬉しかったな。

 

細野:自分が聴いていたアーティストと共演できるなんて夢みたいですね。ライブと言えば、ライブに行ったら買っちゃうグッズってありますか?

 

久保木:家にあまり物を増やしたくないのでありません。

 

細野:なるほど。私、絶対にタオルとか買ってしまって最早コレクションみたいになっているんですが、ライブグッズ以外ではコレクションしているものはありますか?

 

久保木:小さい頃は綺麗な石を拾うのが趣味だったけど、今は何も集めていません。身軽でいたいので物はなるべく溜めずに捨てます。

 

細野:ミニマリスト……というか、私生活で「あまり物を持たないようにしよう!」みたいな、意識した生活をしているということですか?

 

久保木:そういうことですね。完全なミニマリストにはなれないけど、持ち物は結構絞ってる。使わないものは売ったり人にあげたりしてね。

今はCDも嫌いで、全部電子媒体でいいと思っちゃう。今の社会は本当に物が多すぎるので、なるべく電子化できるものは電子化して作る量を減らしていくべきだと思っています。環境のためにも。本当は自分のバンドの音源やグッズも物としては作んなくていいんじゃないかという思想は持っているけど、それに変わる案が少ない今はまだまだ実現は難しいね。コロナのこともあるし、プロのバンドでもライブのあり方やグッズのあり方に今後変化があると思っているけど、これを語り出したらもっと文字スペースが必要になるのでやめます(笑)

物を減らす理由として、自分はいろんなところに引っ越しを繰り返しているし、これからも動くと思うので単純に身軽じゃないとキツいってこともある。前回の引っ越し時には大切にしていた本棚4つ分くらいの本を電子化したり、売ったりしました。本の電子化には全部で10数万円かかりました(笑)ただ愛用している電子書籍リーダーのKindleは防水でないものを風呂で使って2台壊してしまいもう3台目なので、環境に優しい生き方しているかと問われると怪しい……(笑)反省して今は3万以上する防水のKindle oasisを使ってます。

 

細野:なるほど……。本棚4つ分ってすごい量ですね。ミニマリストの次は、環境に優しい人間も目指していきましょう(笑)続いて、またちょっと音楽っぽいんですが、カラオケの十八番ってありますか?

 

久保木:これと言って決まったものはないかな。カラオケではけど、日々の声出しはASIAN KUNG-FU GENERATIONの『海岸通り』です。

 

細野:では逆に、この曲は難しい!歌いたいけど難しい!!っていう曲はありますか?

 

久保木:Evanescenceの『Going Under』は自分が女性だったら歌いたかった。絶対気持ちいい。

 

細野:異性アーティストの曲って声帯の関係上なかなか声が出ませんよね……。ちなみに、バンドメンバー以外とカラオケに行った時ってどういう心境ですか?「ボーカルなんだし上手いでしょ」みたいな圧がかかってたり……(笑)

 

久保木:そもそもカラオケ行く時ってお酒入ってるときじゃないですか? だからなるべく歌いたくない。元々歌下手で今もそんなにだけど、少しずつ改良しながらやっているのに、酔っている時に歌うとそれまでの練習を無駄にしてしまう気がして。野球とかバスケとかサッカーとかなんでもいいけど、酔っているときやらないでしょ? 怪我するし、フォームも崩れるだろうし。酔ってる時ってお腹もいっぱいだし、喉で歌う癖が再発してしまうんだよね……。まぁ歌わないといけない雰囲気だったら割り切って歌うけど(笑)

 

細野:久保木さんの音楽に対する姿勢は本当にまっすぐというか、「真面目」という言葉が合ってるなって思います。お酒入ってないときには是非一緒にカラオケして下さい。さて、そろそろ「ザ・私生活」って感じのことを聴いていきたいと思うんですが、音楽以外の趣味って何ですか?

 

久保木:音楽を聴くことと同じくらい時間を費やしているのは読書です。

最近読んだ本でオススメは、なだいなださんの『権威と権力――いうことをきかせる原理・きく原理』という新書です。新書といっても40年以上前の本だけど、何回も版を重ねている名著です。昔紙の本で持っていて読んだんですが、今はそれを電子化してあり、先日ふと思い立って読み直しました。権威とは何か、権威と権力はどう違うのか等の疑問をすごくわかりやすく考察していく内容です。最近の政府と国民の関係性や都道府県知事の持つべき権限のあり方など、権力について考えることが多かったので読み返したのかも。

 

細野:なるほど。バンドマンというと、勝手ながら趣味=音楽というイメージがあるので、聴けて良かったです。「バンドマンというと」という流れでひとつ。ココロネコメンバーは、世間一般でイメージされるだろう「バンドマン」という外見(ピアスいっぱい、髪の毛カラフル、やんちゃそうetc.)ではないと思うんですが、過去にとがっていたり個性的だった外見の時期はありましたか?

 

久保木:高校生まで坊主で大学生の時は茶髪でした。坊主は日本における野球文化の悪しき同調圧力風習の犠牲。茶髪はその反動です。

 

細野:久保木さんの茶髪は他のメンバーも言ってましたから、結構印象深いみたいです。どこかで見かけた活動初期のアー写が、確か髪が長くて茶髪でしたね。

 

久保木:髪の毛の色を変えるのは楽しかったです。オレンジ寄りにしてみたり、少し青に近づけたり……。誰かの印象に残れたのならやってよかったと思う。

 

細野:久保木さんには、印象に残っているというか、この人に出会えてよかった!という人はいますか?もしいたら、その人にどこかでばったり出会ったらどうするかも教えてもらえますか?

 

久保木:出会ってよかったというより、尊敬する人は古今東西何人もいます。出会いや縁に恵まれている人生だなぁと思います。会ったら普通に挨拶します。

 

細野:尊敬できる人が何人もいるというのは素晴らしいことだと思います。私の勝手な印象ですが、そういう出会いが久保木さんのつくる楽曲にも反映されてるのかな、なんて思います。あと、挨拶は大事ですね!!(笑)「出会えて良かった人」を聴きましたが、ココロネコのメンバーに会えて良かったと思った事はありますか?

 

久保木:曲作りで自分の想像を超えた曲ができるたびに思うな。

 

細野:そんな自分の想像を超えたであろう、ココロネコの楽曲で推せるベスト3を作ってもらえますか?

 

久保木:『遠く遠く』

『きみのまち』

『君と笑ってゆく』

 

細野:どんなところが推せるか、解説をお願いします!

 

久保木:『遠く遠く』は、長谷川の書いた詩の情景描写が素晴らしい。自分は良く弾き語りします。

『きみのまち』は大澤のギターソロが好きです。自分が書いた詩だけど、気に入っています。

そして、『君と笑ってゆく』は自分が曲を書いて、長谷川が詩を乗せました。共作は自分の想像を超えるので面白いです。

 

細野:新旧問わず上げられているところがまさに「自分の想像を越えた曲ができる度にメンバーに会えて良かったと思う」を表していますね!ちなみに、「この曲は自分神ってる」「ここのフレーズ自分のパート最高なんですよ」って曲はありますか(自画自賛のコーナーです)

 

久保木:『君と笑ってゆく』のメロディーとコード進行かな。

 

細野:ベスト3にも挙がった『君と笑ってゆく』ですが、制作時「え、この曲初の共作なの!?」と驚きました。共作ならではの楽しさ、そして苦労というものは何でしょうか?

 

久保木:共作ならではの楽しさは、やっぱり自分じゃ思いつかなかった方向に内容が変わること。これが共作の一番の意義かなと。

苦労というか、意識していく必要があるのは、相手がどんなことを考えてそのコードやメロディーあるいは言葉を使ったのか考えながら、こちらもそれを増幅してより良い方向へ進むように考えることです。自分一人で作るよりも考えることは多いね。

 

細野:なるほど。他にもたくさん苦労されていると思うんですが、今までで1番苦労した曲、苦労したCDはなんでしょうか?

 

久保木:どの曲もメンバーに持っていく土台を作っているときはめっちゃ苦しい。「逃げちゃダメだ……逃げちゃダメだ……」と言いながら作っています。日々いろいろなことに追われているので、締め切りがないと何もできないタイプです。締め切りを外から作ってもらえると、逃げ場がなくなっていい感じに集中できます。

 

細野:その台詞、某有名アニメのシ○ジ君が思い起こされますね(笑)ボーカル2人には曲の土台をメンバーに持って行く、という行程があるので、その分苦労も多いのかも知れませんね。もしボーカル2人以外が曲の土台を作ってくる、となったら、誰に作ってきてもらいたいですか?

 

久保木:細野含めて全員作ってきてください。僕はバンドのあり方をなるべくカオスな方向に持っていきたいので(笑)

もし、このインタビューを読んでいる人で、作曲してみたい人は実際に作ってみましょう。鼻歌でもいい。誰にでも曲は作れるんだって気がつくはず。細かい理論等はやりながら覚えていけばいい。0から組み立てる創作は苦しいけど、やり切った人だけが味わえる気持ち良さがあります。あと世の中には絶対的な正解はなくて、どこまでいっても自分次第で枠組みを作れるんだっていう自由さを知れる。

 

細野:私もですか(笑)でも、作曲のみならずいろんな部分で通用するであろうチャレンジ精神とか、そういうものを考えさせられます。では、少し話題を変えますね。プロフィール編でも言われていたように、ココロネコは振り幅が大きいので、本当に様々な場所でライブしますよね。屋内外問わず、ライブハウスから、地域のマルシェにカフェまで。そんな中で、久保木さんがライブ衣装でこだわっているところはありますか。

 

久保木:ギターストラップの長さ。

 

細野:おお……。「ジャケット!」とか言うかなって予想していたんですが、ギターストラップの長さなんですね。そこにはどういったこだわりが?

 

久保木:僕はストラップが長いのが苦手で。でも短すぎると演奏しやすいけどそれもダサいので、見た目と演奏性のバランスが取れる位置を常に探しています。

 

 

細野:なるほど。ちなみに、自分以外のメンバーのライブ衣装などについては……。

 

久保木:特にありません(笑)ただライブ衣装については要検討ですね。要検討のまま10年経っている気がするけど(笑)

 

細野:10年前から変わってないんですか(笑)検討しましょう。変わらないことと言うと、ライブ前、ライブ後のルーティーン的なものはありますか?

 

久保木:ライブ直前直後は身体精神的にしんどいので環境が許すなら引きこもります。

 

細野:ライブ前後、久保木さんに用事があって探してもいなかったりするのはそういう訳でしたか。次回から用があるときはタイミング見計らいますね(笑)あ、でもファンサービスはお願いします。

 

久保木:ファンサービスが何を指しているのかというところから考えなくてはいけないと思うけど、やるべきことはしっかりやります。逆に僕がやる必要がないことは、しっかり休みます(笑)いつもやりたいことが多すぎて時間が足りないのです……。

 

細野:了解致しました(笑)やりたいことが多すぎるという中でも、日々曲作りに励まれていると思いますが、今後どんな新曲を作りたいですか?

 

久保木:インストを一曲作りたいです。

 

細野:ぜひ聴いてみたいです!各々のテクニックがふんだんに使われそうですね。さて、ここまで聴いてきた久保木さんへの質問もとうとう終わりです。最後に、ファンに向けて一言お願いします!

 

久保木:いつもありがとうございます。

こんなご時世なのでお互い体調に気をつけていきましょう。

 

細野:それでは久保木さん、締めお願いします!

 

久保木:企画してくれたスタッフの細野ありがとうございました。ここまで読んでくれた方がいたとしたら、本当にありがとうございます。嬉しいです。

またどこかでお会いしましょう。

 

 


 

 

久保木編終了~!

前後編合わせると達成感さえ感じる量だったかもしれません。

私個人の感想としては、予想通りの久保木さんと、「そう来るか!!」という(いい意味で)予想外れの久保木さんがいい塩梅で感じられて、編集しててめちゃくちゃ楽しかったです!

皆さんはどうでしたか?予想通りの久保木さんでしたか?

できればイメージアップしてたらスタッフとしては嬉しい限りです!!

 

さて、ここまで二人は皆さんも予想した通りの流れかと思いますが……。

次回のメンバーはまだ非公開!!

誰が来るかな~、と予想しながらお楽しみに。

 

では!

 

スタッフ 細野

 

 

 

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