ココロネコStaffブログ

スタッフ・細野による、ココロネコStaffブログです

スタッフ・細野によるココロネコSTAFFブログです

No.6 第1回ブログ企画【ココロネコメンバーに聴いてみた】~大澤・後編~

 

今日は夏至の日。

昼が一番長くて、夜が一番短い日でしたね。

予定では部分日食も見えるはずでしたが、皆さんいかがでしたか?

 

そんな短い夜に【ココロネコメンバーに聴いてみた】伸さん編の後半、更新です。

今回は伸さんのいろんなものへの「愛」が垣間見れると思います!

ゆっくり楽しく読んで下さい。

 

 


 

 

 

 

細野:もしかすると最近では自分がライブすることの方が多いかも知れませんが、見に行ったライブやコンサートの中で、人生で1番アガったのはどれですか?

 

大澤:初めて行った Every Little Thingの地元山梨でのコンサートだね。入り待ちもしたし。

そうです、ファンですね笑

それからファンクラブにはずっと入っているよ笑

 

細野:入り待ち、ファンクラブって聞くと、本当に大好きなんだなぁというのが伝わってきます。Every Little Thingも含め、ライブに行ったら買っちゃうグッズはありますか?

 

大澤:タオル、Tシャツです。自分自身、服ってものに興味が全くありませんので、衣類の買い物に全然行かないので貴重な普段使いの洗い替えになっておりますです笑

 

細野:ライブのTシャツとかタオルって、デザインも良くて普段でも全然使えるものが多いですよね。確かに伸さん、いつもライブTシャツかも(笑)さて、伸さんはカラオケとか行かれますか?

 

大澤:んー、学生の頃はちょこちょこ行ってたかな……。行ったら行ったで、飲み会から朝まで徹夜で、とかだった笑

 

細野:カラオケオールってやつですね。カラオケでは十八番ありますか?

 

大澤:DEENの『夢であるように』はとりあえず困ったら入れるかな。好きなゲームのOP曲だったんだ。

 

細野:では逆に、唄いたいんだけど難しい、というのはありますか?

 

大澤:女性アーティストの唄は難しいね。好きな女声の曲はやっぱり女声で頭にインプットされてるから、野郎が唄ってもなぁって思っちゃう笑

 

細野:久保木さんもそう言ってましたね(No.4参照)。越えられない声帯の壁……。では、もっと伸さんの私生活を聞いてみたいんですが、まずは、コレクションしているものってありますか?

 

大澤:俺はあんまりコレクター気質はなくて、最近はもっぱら音楽や映画はサブスク?とかって奴で聴いたり観たりしてますが、ハマったアーティストや映画のCDやDVDはモノとして買います。敬意を払ってお金も払いたいんです。……当たり前?

 

細野:私は好きなものは自分の手元に形ある状態で残しておきたいタイプなので、「敬意を払ってお金も払いたい」ってよくわかります。とはいえ最近、サブスク(サブスクリプション)が一気に広まった感じがしますよね。私も何個かサブスクに登録してますし、ココロネコもサブスクで曲を配信してますし。

 

大澤:良かった、やっぱりそう?

「敬意」としてはCDとかDVDは買うけれど、最近はサブスクで「アンビエント」とか「ワークアウト」とかその時の気分で調べて、そのジャンルのプレイリストをシャッフルで聞くとかっていうラジオ的な聞き方が多いかも。知らないアーティストをどんどん聞けるから、いいんだよね。その中で好きなアーティストがいたらCDも買ってみる、とかそんな感じが多いかな。

 

細野:わかりやすい、っていったら失礼ですけど、サブスクらしい使い方だなと思います。伸さんも言われたように、好きだなって思うアーティストなんかを気軽に発見できる、というか。では、音楽以外の趣味も教えてもらえますか?

 

大澤:キャンプ。と、言いたい気持ちは2年前くらいからあるんだけど、精々打ち上げの後に寝る場所に困ったら使う銀マットとか、寝袋を買ったくらい笑

実際にはサブスクでドラマや映画、YouTubeを観たり、ゲームをしてます。根っからのインドア派です。

 

細野:そうなんですね。ちなみにおすすめのゲームやドラマ、映画などあれば教えてもらえますか?

 

大澤:んー、沢山ありすぎて困るな……笑

人におすすめするのは三日三晩悩んでしまいそうなので、僕の好きなゲームは

FINAL FANTASYシリーズ(Ⅶ〜Ⅹまで)

テイルズシリーズ(デスティニー1・2・PS2版、エターニア、リバースとか)

ドラッグオンドラグーン(1・2)

キングダムハーツシリーズ(1・2・3)

は子どもの頃からめっちゃやってた。俺という人間はこの辺りのゲームでほぼ出来上がっているよ笑

あと、ちょっとマニアックだけど「ギタルマン」っていう音ゲームはステージをクリアすると詩が入るんだけど、好きだったなぁ。

その中で「あきらめてしまった夢はもう叶う事はなかったよ…… あきらめられなかった夢のいくつかが今も輝きつづけ…… このみちをてらす。」って詩がなんだか子どもながらに好きだったみたいで、ワークショップ的なアレで修学旅行のお土産の扇子にわざわざ手書きで書いてあったよ。なんだか今もその詩が気になって捨てられず、いまだにその扇子は部屋に飾ってあるよ。

で、実はそこまでドラマは観ないから(長すぎて飽きてしまう!笑)少ないけれど、好きなドラマは

ウォーターボーイズ(映画じゃなくて山田孝之さんが主演の方)

白夜行

世界一難しい恋

あ、あと最近短期間(というのもまた途中で飽きた汗)、海外ドラマのウォーキングデッドにハマってた。シーズン7くらいまでしか観てないのでネタバレマジで厳禁でお願いします笑

おすすめしたい映画は三日三晩悩みまして、

アバウト・タイム 愛おしい時間について

デスペラード

最高の人生の見つけ方

としておきます。この三日三晩でランキングが変わりすぎたので一旦これで。全て洋画になってしまいましたが、タイミングです。洋画を本気で観るなら是非字幕かつヘッドホン等集中できる環境で観てください、お願いします。

 

細野:わーー、いっぱい教えていただいてありがとうございます!これに「わかる!!!」って完全にハマる人は少ないかもですけど、語り合える人がもしかしたらファンの中にいるかも知れませんね。これを考えてもらうのに頭の中で時を遡ったりしたかと思うんですが、今までにとがってたり個性的だった外見の時期ってありましたか?

 

大澤:ロン毛にしてみたり髭を生やしてみたり、ですかね。タダでさえ見るに堪えないみてくれなので何か変えなければと思ったから……。ロン毛に関しては人に勧められてやってみたんだけどね。

 

細野:ロン毛!髭!漫画やドラマに出てくるような「ザ・バンドマン」をイメージしてます。私のバンドマンイメージとは……。そんなことより、見るに堪えないなんて言わないで下さいよ(汗)我らがスーパーギタリストなので!!さて、私生活というか、人生的な質問なんですが、この人に出会えて良かった!という人はいますか?いれば、ばったり会ったときにどうするかも教えて下さい。

 

大澤:ギターの師匠、ウチの親父ですかね。ですのでばったり会ったら「お帰り」と言うだけですね笑

 

細野:お父さん!伸さんのギターの師匠はお父さんだったんですね。なんだか素敵だなぁ、なんて思います。「出会えて良かった人」というと、メンバーに会えて良かったと思った事は何かありますか?

 

大澤:ここまで、趣味というか仕事というか、バンド活動を一緒に出来ている事だね。解散や活休、その他諸々の理由で消えていくバンドがほとんどの中、お互いを思いやりながら活動を続けられてきて、本当に良かったと思うよ。以前Dr.大東がラジオ収録の時にだったか言った、「メンバーは家族」的な発言が後押しをしてくれまして、メンバー、スタッフ全員が大切な存在になった事が一番貴重な成果です。皆さん、友人関係ってどんどん減ってません?

 

細野:そんな家族みたいなメンバーとの間に、やらかしとかありますか?もう時効だろ……って事(笑)

 

大澤:放送禁止です。

 

細野:まだ時効じゃないんですね(笑)ていうか、放送禁止って一体どんなことを……。ではここからは、最早家族愛とも言えるような、伸さんのココロネコへの愛を聞いていきたいと思います。まずはわかりやすく曲から、伸さん的推せるベスト3を作ってもらえますか?

 

大澤:1:雪解けを待つ日々よ(Aco版、バンド版どちらも。どっちもってズルイ?笑 )

2:最果て

3:息継ぎ

 

細野:おお、なるほど。ではそれぞれどこが推しポイントか、解説お願いします。

 

大澤:『雪解けを待つ日々よ』

まずはバンド版、爽やかな様で睨みつけている、曲が全体としてかっこいい。リードギターのフレーズもお気に入り。間奏にはリア側ハーフトーンを使ったりしてます。続いてAco版、狭くて暗い部屋で聴いて欲しい。作る当初からそう思って作っていました。歌詞がこれでもかと引き立つね。

『最果て』

いかにして「気持ちの悪い音、居心地の悪い音」を出すかが作曲時のテーマだったよ笑

ピアノ線を引っ掻く様な音、そこらでガラスが割れていく様な音、悲鳴の様なギター、スモーキーなボーカル。でも突然優しい音が聴こえたりして。睨みながら満面の笑顔で、みたいな。

『息継ぎ』

エモかっこいい。かっこいい曲なのに気づいたら歌詞を聴いていたのは俺としては初めてかもしれない。

 

細野:ギターとしてどんなところにこだわったのかまでわかる解説をありがとうございました。次聴くときはそれを意識して聞いてみたいと思います。今の解説からもわかるように、ギターへのこだわりはもう並大抵じゃないと思うんですが、こだわり抜いた曲たちの中でも「この曲は自分神ってる」というような自画自賛できる曲はありますか?

 

大澤:『航海』のリードギター全般ですかね笑

イントロリフやそれぞれのギターフレーズが形を変えて波の様に最後まで押し寄せる雰囲気が個人的にとても好き。アウトロのギターフレーズと被らせたコーラスも(作曲時に)意見が通ってとっても嬉しかったのを覚えてるよ。

 

細野:そうなんですね。『航海』のギターかっこいいですもんね。いや、他のも全部……。では反対に1番苦労した曲、苦労したCDはなんでしょうか?

 

大澤:『雪解けを待つ日々よ』このリードギターフレーズは半年くらい産みの苦しみを味わったんじゃなかったかな……。寝かせに寝かせ……。でもある日の晩一晩ですっと全編通して出てきたものが音源のフレーズ達だね。

 

細野:半年も!!まさに「フレーズが降りてきた」という感じですね。……ただ伸さん、苦しみを味わいすぎたせいか、ここまでずっとタイトル間違えてますよ(笑)

 

大澤:え、なんか違うの?

 

細野:「雪解けを待つ日々“よ”」じゃなくて「雪解けを待つ日々“を”」です(笑)

 

大澤:あーーーーー!間違えました。今も昔も、テキトーがモットーで生きております、大澤です。

よ・ろ・し・くーーー!……はい、ファンの皆様並びにメンバーの皆様、ごめんなしゃい。

さ、粗相という事でお酒一気しなきゃかな……笑

 

細野:イッキ!イッキ!(*お酒の一気飲み、飲ませは絶対にやめましょう)お酒は一気飲みすると身体に悪いので、今後『雪解けを待つ日々“を“』と定期的に呟いてしまう呪いをかけますね(笑)では、ライブのことを聞いていきたいともいますが、まずライブ衣装にこだわりはありますか?

 

大澤:ライブTシャツの話じゃないけど、衣類に全く興味ないので、メンバー・スタッフに指定された衣装を着ています笑

 

細野:そうなんですね(笑)似合っているのでOKです。もし変えたくなったら皆で思案しましょう(笑)ライブ前、ライブ後にはルーティーン的なものはありますか?

 

大澤:トイレと歯磨きかな?寝る前みたいかな笑

 

細野:勝手なイメージですが、ライブ前はコーヒーがぶがぶ飲んで、ライブ後はアルコールがぶがぶ飲んでるイメージ持ってます(笑)

 

大澤:あー、確かに、ライブの前後はテンション上げようと、カフェインやアルコールを多く摂るかもしれません。基本的に素面だと人見知りだし自分へのコンプレックスはあるし、友だちだとしても会話するのは緊張するからね笑

さすがスタッフ細野、よく見てるね!笑

 

細野:メンバーのことはしっかり観察して記憶しております!!しかし伸さん、何度も言いますがお酒とカフェインはほどほどに。ココロネコとして日々曲作りも進んでいると思うのですが、今後「こんな曲作りたいな~」というのはありますか?

 

大澤:歌詞の無い、その曲だけをリピートで朝から晩まで聞いていられるような、とても静かな曲。

 

細野:前編で言っていた「歌詞がないからこそ生活のあらゆる場面に溶け込む」をまさに自ら実践しようというわけですね!そんな曲作られたらもう本当に朝から晩まで聴いちゃいます。さて、色々お伺いしてきましたが、ここでお時間のようです……。最後に、ファンに向けて一言お願いします!

 

大澤:今の今までありがとうございます!!コロナ騒動で大変な世の中ですが、元々超スーパーウルトラインドア派な私は今日も元気に薄暗い部屋で元気に生きています!笑

皆様もお身体に気をつけて、全てが落ち着いたらまた美味しいお酒ででも、乾杯を致しましょう!

 

細野:そうですね。ぜひ乾杯しましょう。では本当に最後の最後、総括お願い致します!

 

大澤:半日くらい呑みながらコレに答えてました。お付き合いありがとうございました!

ただワタシ限界です。←

おやすみなさい……良い夢みてね……。

 

 


 

 

「愛」は垣間見れましたか?

特にギターとココロネコとそしてお酒への愛が強すぎて……(笑)

でもそんな伸さんのギターサウンドが「ココロネコのあの曲だ!!」とわかるリフや、特徴的なメロディを作っているんですね。

皆さんも、自分だけのおすすめリフ集なんかを作ってみたら、もっともっとココロネコの曲を聴いたり、ライブに参戦するのがたのしくなるかもしれませんね。

 

さて、もう3人終わってしまいました……。

残るはリズム隊のあの2人。

次回はどっちか、また予想してみて下さいね。

 

では!

 

スタッフ 細野

 

 

ココロネコ Official Link

【HP】 ココロネコ -OFFICIAL WEB SITE-

Twitter】 @kkrnkofficial

Instagram】 kokoroneko_band

No.5 第1回ブログ企画【ココロネコメンバーに聴いてみた】~大澤・前編~

 

着々と更新しておりますココロネコStaffブログ、継続中の企画【ココロネコメンバーに聴いてみた】は、今回で3人目に突入です。

3人目のメンバーは……Gt./Cho.大澤!!

皆さんの次は誰かな予想は当たりましたか?

普段MCで喋ることがないボーカル以外のメンバーからどんな話が聞けるのか、楽しみです!!

 

 


 

 

細野:伸さん、よろしくお願いします!それでは改めて、フルネームと担当パートを教えてもらえますか?

 

大澤:大澤 伸です。リードギターを務めております。

 

細野:ずっと疑問なんですが、「さわ」の字は「沢」か「澤」、どっちですか?

 

大澤:「さわ」は難しい方の「澤」です。なんか難しい漢字の方がかっこいいじゃないですか。ていうかずっと疑問だったの?笑

 

細野:漢字の表記揺れって、どっちでも通じるけど実際どっちなんだろうというスタッフのちっちゃな疑問でした(笑)今後の活動ではかっこよく「大澤」と書きますね。では、続いてお誕生日を教えてください。

 

大澤:4月の9日です。今年も大変な時なのに色んな方にお祝いして頂き感謝しております。

 

細野:かっこいい写真を厳選してお誕生日ツイートさせてもらいました。そんな伸さんの生まれ育ちはどこでしょうか?

 

大澤:山梨県山梨市です。

 

細野:山梨市のここは良いぞ……!という所を紹介してください。

 

大澤:山梨市ね、新日本三大夜景なるものがあるよ!そこで高校の時は朝までフリスビーとかしたなぁ……笑

 

細野:青春!いや高校生が朝までフリスビーって大丈夫ですかね?(笑)良いところつながりで、ココロネコ良いところ・好きなところ、そしてもしあれば、ここは嫌い!(笑)というところも教えてください。

 

大澤:良いところ・好きなところは、ワンマンバンドではなく、メンバー、スタッフ全員が活動全てにおいて意見出来る所。あとは、歌詞に重きを置いた作曲活動をしている所ですかね。

ただ、歌詞に重きを置き過ぎて、頭でっかちというか、曲そのものの流れを時々感じられない所はちょっと嫌いだったりするねぇ(真面目か)

 

細野:さすが視点が違いますね……!自分たちの良いところと、それ故の欠点みたいなものを知っている人がいるのは心強いと思います。伸さんの言う、ワンマンバンドではないところが良いところ、であるからこそ、欠点も口に出して言えるというか……。そんなお互いに意見し合えるメンバーに初めて出会ったのはいつですか?

 

大澤:大学に入学したときに。ボーカル・ハセに関しては、宿泊学習的なヤツの移動中のバス内で口説かれた笑

久保木は「メンバー」というより、よく呑んだり遊んだりしていたという良い記憶しかない笑

久保木ラブ笑

 

細野:ちなみに、他2人の第一印象みたいなのは覚えてますか?

 

大澤:うーん、第一印象と言われるとだいぶ前の話だから、実際メンバー全員、初対面のことは覚えてないや……笑

大東は、寡黙な人って感じかな?あとドラムうめえぇぇって思ったよ、多分。ひろむは長谷川の舎弟だと思ってました。

ただ、メンバーで初めて音合わせした時はマジでびっくりしたよ。なんていうか、ビビッ!!と来たんだよね。びっくりしすぎて長谷川と目を見合わせたのを覚えてるよ。

 

細野:もう運命的と言って差し支えないようなエピソード!漫画みたい……と言ったらちょっと言い過ぎですかね(笑)では、ここから伸さんの音楽ルーツについて掘っていきたいと思います!ではまず、メロディーが好きな曲と、歌詞が好きな曲をいくつか教えてもらって良いですか?

 

大澤:その日、その時、そのテンションで好きなメロディは変わるとは思うけど、今好きなメロディは、

『イニシエノウタ/運命』 岡部啓一(ニーアレプリカント O.S.T)

『Julia』 植松伸夫(FINAL FANTASYO.S.T)

『PRINCIPLE OF LOVE』 久石譲(脳と心 O.S.T)

だね。

(*O.S.T…Original Sound Track、オリジナルサウンドトラック、いわゆるサントラ)

個人的に歌詞で曲を聴くって事はないけど、あえて言うならば高橋優の『リーマンズロック』ですかね。これは、ツアー中の機材車内でDr.大東が流してくれて、危うく泣きそうになった曲。疲れたあなたに是非。

 

細野:疲れたら聴きます!!CDはどれくらい持ってるんですか?

 

大澤:んー、分からないな……ウチにきた事ある人ならこの気持ち分かると思う……笑

本棚5つくらいパンパンとかそんな感じかな?

……もっとかも笑

 

細野:めちゃめちゃあるじゃないですか!私の脳内ではCD図書館みたいになってるのがイメージされております(笑)その中たくさんのCDたちの中でも、シングルとアルバムそれぞれで「このCDが好き」というのはありますか?

 

大澤:シングルCDは割と嫌い。でもカップリングが、アルバムに入ってない主要な曲のアレンジとか、人気曲だったりするとテンション上がるね。

アルバムとして音楽を聴くのは私の永遠のヒーロー、仮面ライダーZOのサントラが多い。後はファイナルファンタジーⅦ〜Ⅹまでのサントラや、映画サントラをよく聴いているよ。

 

細野:シングルCDは嫌いなんですね。メロディーが好きな曲でもサントラの曲がたくさん挙がっていましたが、サントラの魅力って何ですか?

 

大澤:「サントラというものが!好き!」っていうこだわりがある訳じゃないんだけどね笑

今たまたま、身近にある、タイトルのついた音楽がサントラの曲だった、て感じかなぁ。

「好きな曲」とか「好きな音」とか「好きなフレーズ」とか、俺のけっこう細かい細分化の中で「好きな音楽」ってなってる気がするよ。

誰か分かってくれるかなぁ……笑

よく動画サイトとかで、海外のストリートミュージシャンの動画とか観漁ったりしてたんだけど、いかんせん(好きな曲として)みんなに分かるような曲としての完成品じゃなかったりするから……笑

この人のここのグルーヴが最高、とか言ってもなぁと思って笑

……なんだっけ、サントラの魅力の話か。サントラ……っていうか広くいうと歌詞の無い音楽は、聴いていると気持ちが穏やかになったり、闘う気持ちになったり、楽しくなれたり、悲しい時・やるせ無い時だったりに寄り添ってくれたりするところ、なのかな……。歌詞が無いからこそ生活のあらゆる場面に溶け込んでくれる、というかさ。言葉で寄り添って欲しい時と(俺はあんまり無いから歌詞の無い音楽が好きなんだけど)、寄り添って欲しくない時があるじゃない?

ま、色々えらそうなこと言って、歌詞のある曲だって、俺、ほとんど全く全然歌詞聞いてないんだけどさ笑

その曲聴いてその人が気持ちよければそれが一番だよね(自己肯定)笑

 

細野:歌詞がないからこそ……というのは確かにそうですね。よくわかります。では、ジャケット(CDの表紙)が良いと思うものはありますか?

 

大澤:ジャケットを意識して見たことはないけど、アーティスト自身の姿をジャケットに出来る人は凄いなぁと思うよ笑

 

細野:なるほど。ちなみに、どのくらいの頻度で曲を聴いてますか?

 

大澤:最近集中して音楽を聴くのはミックスの確認等のみで、ほとんど無いかもです。BGMとしては様々な音楽を割と高頻度で聞いています。

 

細野:そうなんですね。サントラの話で語ってもらった「生活に溶け込む」ということもBGMとして、という言葉とつながりを感じます。ちなみに、MVとかPVは見ますか?

 

大澤:MVも……全然観ないんですよねぇ……笑

でも、MOROHA の『tomorrow』は好きでよく観ますかね。観たら辛い心に優しく塩を塗り込んでくれますよ、きっと。

 

細野:優しいのか優しくないのか……(笑)決めにくいと思うんですが、人生で1番好きな曲ってありますか?

 

大澤:今のところ、ないねぇ。人生で一番好きになる曲は、人生で一番良いギターが弾けた自分の曲にしたいなぁと思うよ。

 

細野:それめっちゃ素敵ですね……!ちなみに、目標にしているアーティストは……

 

大澤:これも特にいませんな……。目標というより共演したいアーティストは沢山いるけどね。もう亡くなってる方も多いよ。

 

 


 

 

前編はまだまだプロフィール感のある内容ですが、それでも普段ではなかなか知ることの出来ない話を聞かせてもらいました。

「人生で一番好きになる曲は、人生で一番良いギターが弾けた自分の曲にしたいなぁと思う」

この台詞はもう痺れましたね……!早くそんな曲が出来て欲しいような、欲しくないような。

 

後編ではよりプライベートな(?)一面や、ココロネコへの愛などが聞ける……!?

お楽しみに。

 

では!

 

スタッフ 細野

 

 

ココロネコ Official Link

【HP】 ココロネコ -OFFICIAL WEB SITE-

Twitter】 @kkrnkofficial

Instagram】 kokoroneko_band

No.4 第1回ブログ企画【ココロネコメンバーに聴いてみた】~久保木・後編~



最近は雨続きで、部屋もじめじめしていて、ちょっと過ごしにくい時期ですね。

洗濯物も干せないし……。

ですが、スタッフブログは梅雨でも変わらず更新!湿度の代わりに熱量高めに!

今回は、前回に引き続いて【ココロネコメンバーに聴いてみた】の久保木編をお送りします。

前編でも久保木さんのあれやこれやを聞かせてもらいましたが、ここから更に久保木情報が出る出る……!

からっと爽やかにいってみましょう!

 

 


 

 

細野:前半は「音楽」ということについて深い話をたくさん伺ったので、ここからはちょっと私生活に寄せつつ、質問していきたいと思います。まずは、人生で1番アガったライブ・コンサートはどれでしょうか?あれ、結局音楽関連なことでごめんなさい(笑)

 

久保木:中学生の時に聴いていたジンの湯野川さんとFeel Rock Cafe湯村で一緒のイベントで演奏できたことは、すごく嬉しかったな。

 

細野:自分が聴いていたアーティストと共演できるなんて夢みたいですね。ライブと言えば、ライブに行ったら買っちゃうグッズってありますか?

 

久保木:家にあまり物を増やしたくないのでありません。

 

細野:なるほど。私、絶対にタオルとか買ってしまって最早コレクションみたいになっているんですが、ライブグッズ以外ではコレクションしているものはありますか?

 

久保木:小さい頃は綺麗な石を拾うのが趣味だったけど、今は何も集めていません。身軽でいたいので物はなるべく溜めずに捨てます。

 

細野:ミニマリスト……というか、私生活で「あまり物を持たないようにしよう!」みたいな、意識した生活をしているということですか?

 

久保木:そういうことですね。完全なミニマリストにはなれないけど、持ち物は結構絞ってる。使わないものは売ったり人にあげたりしてね。

今はCDも嫌いで、全部電子媒体でいいと思っちゃう。今の社会は本当に物が多すぎるので、なるべく電子化できるものは電子化して作る量を減らしていくべきだと思っています。環境のためにも。本当は自分のバンドの音源やグッズも物としては作んなくていいんじゃないかという思想は持っているけど、それに変わる案が少ない今はまだまだ実現は難しいね。コロナのこともあるし、プロのバンドでもライブのあり方やグッズのあり方に今後変化があると思っているけど、これを語り出したらもっと文字スペースが必要になるのでやめます(笑)

物を減らす理由として、自分はいろんなところに引っ越しを繰り返しているし、これからも動くと思うので単純に身軽じゃないとキツいってこともある。前回の引っ越し時には大切にしていた本棚4つ分くらいの本を電子化したり、売ったりしました。本の電子化には全部で10数万円かかりました(笑)ただ愛用している電子書籍リーダーのKindleは防水でないものを風呂で使って2台壊してしまいもう3台目なので、環境に優しい生き方しているかと問われると怪しい……(笑)反省して今は3万以上する防水のKindle oasisを使ってます。

 

細野:なるほど……。本棚4つ分ってすごい量ですね。ミニマリストの次は、環境に優しい人間も目指していきましょう(笑)続いて、またちょっと音楽っぽいんですが、カラオケの十八番ってありますか?

 

久保木:これと言って決まったものはないかな。カラオケではけど、日々の声出しはASIAN KUNG-FU GENERATIONの『海岸通り』です。

 

細野:では逆に、この曲は難しい!歌いたいけど難しい!!っていう曲はありますか?

 

久保木:Evanescenceの『Going Under』は自分が女性だったら歌いたかった。絶対気持ちいい。

 

細野:異性アーティストの曲って声帯の関係上なかなか声が出ませんよね……。ちなみに、バンドメンバー以外とカラオケに行った時ってどういう心境ですか?「ボーカルなんだし上手いでしょ」みたいな圧がかかってたり……(笑)

 

久保木:そもそもカラオケ行く時ってお酒入ってるときじゃないですか? だからなるべく歌いたくない。元々歌下手で今もそんなにだけど、少しずつ改良しながらやっているのに、酔っている時に歌うとそれまでの練習を無駄にしてしまう気がして。野球とかバスケとかサッカーとかなんでもいいけど、酔っているときやらないでしょ? 怪我するし、フォームも崩れるだろうし。酔ってる時ってお腹もいっぱいだし、喉で歌う癖が再発してしまうんだよね……。まぁ歌わないといけない雰囲気だったら割り切って歌うけど(笑)

 

細野:久保木さんの音楽に対する姿勢は本当にまっすぐというか、「真面目」という言葉が合ってるなって思います。お酒入ってないときには是非一緒にカラオケして下さい。さて、そろそろ「ザ・私生活」って感じのことを聴いていきたいと思うんですが、音楽以外の趣味って何ですか?

 

久保木:音楽を聴くことと同じくらい時間を費やしているのは読書です。

最近読んだ本でオススメは、なだいなださんの『権威と権力――いうことをきかせる原理・きく原理』という新書です。新書といっても40年以上前の本だけど、何回も版を重ねている名著です。昔紙の本で持っていて読んだんですが、今はそれを電子化してあり、先日ふと思い立って読み直しました。権威とは何か、権威と権力はどう違うのか等の疑問をすごくわかりやすく考察していく内容です。最近の政府と国民の関係性や都道府県知事の持つべき権限のあり方など、権力について考えることが多かったので読み返したのかも。

 

細野:なるほど。バンドマンというと、勝手ながら趣味=音楽というイメージがあるので、聴けて良かったです。「バンドマンというと」という流れでひとつ。ココロネコメンバーは、世間一般でイメージされるだろう「バンドマン」という外見(ピアスいっぱい、髪の毛カラフル、やんちゃそうetc.)ではないと思うんですが、過去にとがっていたり個性的だった外見の時期はありましたか?

 

久保木:高校生まで坊主で大学生の時は茶髪でした。坊主は日本における野球文化の悪しき同調圧力風習の犠牲。茶髪はその反動です。

 

細野:久保木さんの茶髪は他のメンバーも言ってましたから、結構印象深いみたいです。どこかで見かけた活動初期のアー写が、確か髪が長くて茶髪でしたね。

 

久保木:髪の毛の色を変えるのは楽しかったです。オレンジ寄りにしてみたり、少し青に近づけたり……。誰かの印象に残れたのならやってよかったと思う。

 

細野:久保木さんには、印象に残っているというか、この人に出会えてよかった!という人はいますか?もしいたら、その人にどこかでばったり出会ったらどうするかも教えてもらえますか?

 

久保木:出会ってよかったというより、尊敬する人は古今東西何人もいます。出会いや縁に恵まれている人生だなぁと思います。会ったら普通に挨拶します。

 

細野:尊敬できる人が何人もいるというのは素晴らしいことだと思います。私の勝手な印象ですが、そういう出会いが久保木さんのつくる楽曲にも反映されてるのかな、なんて思います。あと、挨拶は大事ですね!!(笑)「出会えて良かった人」を聴きましたが、ココロネコのメンバーに会えて良かったと思った事はありますか?

 

久保木:曲作りで自分の想像を超えた曲ができるたびに思うな。

 

細野:そんな自分の想像を超えたであろう、ココロネコの楽曲で推せるベスト3を作ってもらえますか?

 

久保木:『遠く遠く』

『きみのまち』

『君と笑ってゆく』

 

細野:どんなところが推せるか、解説をお願いします!

 

久保木:『遠く遠く』は、長谷川の書いた詩の情景描写が素晴らしい。自分は良く弾き語りします。

『きみのまち』は大澤のギターソロが好きです。自分が書いた詩だけど、気に入っています。

そして、『君と笑ってゆく』は自分が曲を書いて、長谷川が詩を乗せました。共作は自分の想像を超えるので面白いです。

 

細野:新旧問わず上げられているところがまさに「自分の想像を越えた曲ができる度にメンバーに会えて良かったと思う」を表していますね!ちなみに、「この曲は自分神ってる」「ここのフレーズ自分のパート最高なんですよ」って曲はありますか(自画自賛のコーナーです)

 

久保木:『君と笑ってゆく』のメロディーとコード進行かな。

 

細野:ベスト3にも挙がった『君と笑ってゆく』ですが、制作時「え、この曲初の共作なの!?」と驚きました。共作ならではの楽しさ、そして苦労というものは何でしょうか?

 

久保木:共作ならではの楽しさは、やっぱり自分じゃ思いつかなかった方向に内容が変わること。これが共作の一番の意義かなと。

苦労というか、意識していく必要があるのは、相手がどんなことを考えてそのコードやメロディーあるいは言葉を使ったのか考えながら、こちらもそれを増幅してより良い方向へ進むように考えることです。自分一人で作るよりも考えることは多いね。

 

細野:なるほど。他にもたくさん苦労されていると思うんですが、今までで1番苦労した曲、苦労したCDはなんでしょうか?

 

久保木:どの曲もメンバーに持っていく土台を作っているときはめっちゃ苦しい。「逃げちゃダメだ……逃げちゃダメだ……」と言いながら作っています。日々いろいろなことに追われているので、締め切りがないと何もできないタイプです。締め切りを外から作ってもらえると、逃げ場がなくなっていい感じに集中できます。

 

細野:その台詞、某有名アニメのシ○ジ君が思い起こされますね(笑)ボーカル2人には曲の土台をメンバーに持って行く、という行程があるので、その分苦労も多いのかも知れませんね。もしボーカル2人以外が曲の土台を作ってくる、となったら、誰に作ってきてもらいたいですか?

 

久保木:細野含めて全員作ってきてください。僕はバンドのあり方をなるべくカオスな方向に持っていきたいので(笑)

もし、このインタビューを読んでいる人で、作曲してみたい人は実際に作ってみましょう。鼻歌でもいい。誰にでも曲は作れるんだって気がつくはず。細かい理論等はやりながら覚えていけばいい。0から組み立てる創作は苦しいけど、やり切った人だけが味わえる気持ち良さがあります。あと世の中には絶対的な正解はなくて、どこまでいっても自分次第で枠組みを作れるんだっていう自由さを知れる。

 

細野:私もですか(笑)でも、作曲のみならずいろんな部分で通用するであろうチャレンジ精神とか、そういうものを考えさせられます。では、少し話題を変えますね。プロフィール編でも言われていたように、ココロネコは振り幅が大きいので、本当に様々な場所でライブしますよね。屋内外問わず、ライブハウスから、地域のマルシェにカフェまで。そんな中で、久保木さんがライブ衣装でこだわっているところはありますか。

 

久保木:ギターストラップの長さ。

 

細野:おお……。「ジャケット!」とか言うかなって予想していたんですが、ギターストラップの長さなんですね。そこにはどういったこだわりが?

 

久保木:僕はストラップが長いのが苦手で。でも短すぎると演奏しやすいけどそれもダサいので、見た目と演奏性のバランスが取れる位置を常に探しています。

 

 

細野:なるほど。ちなみに、自分以外のメンバーのライブ衣装などについては……。

 

久保木:特にありません(笑)ただライブ衣装については要検討ですね。要検討のまま10年経っている気がするけど(笑)

 

細野:10年前から変わってないんですか(笑)検討しましょう。変わらないことと言うと、ライブ前、ライブ後のルーティーン的なものはありますか?

 

久保木:ライブ直前直後は身体精神的にしんどいので環境が許すなら引きこもります。

 

細野:ライブ前後、久保木さんに用事があって探してもいなかったりするのはそういう訳でしたか。次回から用があるときはタイミング見計らいますね(笑)あ、でもファンサービスはお願いします。

 

久保木:ファンサービスが何を指しているのかというところから考えなくてはいけないと思うけど、やるべきことはしっかりやります。逆に僕がやる必要がないことは、しっかり休みます(笑)いつもやりたいことが多すぎて時間が足りないのです……。

 

細野:了解致しました(笑)やりたいことが多すぎるという中でも、日々曲作りに励まれていると思いますが、今後どんな新曲を作りたいですか?

 

久保木:インストを一曲作りたいです。

 

細野:ぜひ聴いてみたいです!各々のテクニックがふんだんに使われそうですね。さて、ここまで聴いてきた久保木さんへの質問もとうとう終わりです。最後に、ファンに向けて一言お願いします!

 

久保木:いつもありがとうございます。

こんなご時世なのでお互い体調に気をつけていきましょう。

 

細野:それでは久保木さん、締めお願いします!

 

久保木:企画してくれたスタッフの細野ありがとうございました。ここまで読んでくれた方がいたとしたら、本当にありがとうございます。嬉しいです。

またどこかでお会いしましょう。

 

 


 

 

久保木編終了~!

前後編合わせると達成感さえ感じる量だったかもしれません。

私個人の感想としては、予想通りの久保木さんと、「そう来るか!!」という(いい意味で)予想外れの久保木さんがいい塩梅で感じられて、編集しててめちゃくちゃ楽しかったです!

皆さんはどうでしたか?予想通りの久保木さんでしたか?

できればイメージアップしてたらスタッフとしては嬉しい限りです!!

 

さて、ここまで二人は皆さんも予想した通りの流れかと思いますが……。

次回のメンバーはまだ非公開!!

誰が来るかな~、と予想しながらお楽しみに。

 

では!

 

スタッフ 細野

 

 

 

ココロネコ Official Link

【HP】 https://kokoroneko.info/

Twitter】 @kkrnkofficial

Instagram】 kokoroneko_band

No.3 第1回ブログ企画【ココロネコメンバーに聴いてみた】~久保木・前編~

 

ココロネコStaffブログ、今回も【ココロネコメンバーに聴いてみた】を引き続きお送りします!

 

2人目は久保木!!

元々メンバーには”あまり自分語りをしない”という印象があるのですが、その中でも久保木さんはベスト・オブ・ミステリアス……(←なんなんだそれは)。

なので「もし、一問一答みたいな淡泊な回答だったらどうしよう」とか思っていたのですが、それも杞憂に終わり!!なんと一質問したら十返してくれるというくらい、たくさん答えてくれました!!

もうそれはそれは本当に読み応えたっぷりなので、心して(笑)読んでみて下さいね。

それではいってみましょう!!!どうぞ!!

 

 


 

 

細野:それでは改めて、お名前と担当パートを教えて下さい。

 

久保木:久保木智洸(くぼきともひろ)です。担当はボーカル、コーラス、アコギ、シンセサイザーです。

 

細野: 一番担当が多いですね。それぞれいつ頃から始めたんですか?

 

久保木:中学生くらいの時から歌うのが好きで、野球部に入りながら合唱部の応援部員をやっていました。

アコギは中学3年生の時に買ってからで、シンセサイザーというか、ピアノの弾き方を勉強し始めたのは25〜6歳の時から。小学生の時にピアニカは吹いていたけど(笑)楽器は全部独学です。

 

細野:合唱で鍛えたボーカル……。コーラスもそこで鍛えられたのかも知れませんね。シンセサイザーを始めたのはけっこう最近なんですね。年齢が出ましたが、誕生日はいつでしたっけ?

 

久保木:平成3年9月27日です。

 

細野:今年も丹精込めて誕生日ツイートつくらせていただきますので期待していてください(笑)ところで、久保木さんはメンバー唯一の県外出身だそうですが、どこの出身なんですか?

 

久保木:実家は千葉県にあります。

今のところ人生で一番長く住んでいたのは埼玉で10年、山梨には9年で千葉には8年住んでいたので出身県を聞かれると困る時がある。今は長野県民をやっています。

 

細野:色々なところに住んでいたんですね。ココロネコは山梨発のバンド、という形ですが、山梨への思い入れは何かありますか?

 

久保木:「住めば都」って言葉がありますが、まさにそれだね。住み心地よかった。千葉の実家は近くに映画館もないくらい田舎で、中学の時は電車で1時間くらいかけて映画を見に行ったりしてた。それに比べると甲府は天国だよ(笑)

山梨は盆地で、東京の隣にあるのに人口もそこまで多くないという特殊な地域なので、外から来た人には面白い地域だと思います。「山梨県民として頑張って行こう」みたいな意識をいい意味で持ちやすいと思う。イベントも多いしね。千葉とか埼玉にいたときは自分が何県民かなんて意識することもなかったな。日々の生活の中で普通に県を跨いで行動するしね。

 

細野:なるほど。私も電車で1時間は行かないと映画館がないところに住んでいたので「甲府が天国」って気持ちわかります(笑)とても面白い地域ですよね。さて、ざっくりとした久保木基本情報を聞いたところで、唐突ですが、ココロネコ良いところ・好きなところを語ってみてください。

 

久保木:ココロネコの良いところは音楽の振り幅が広いところで、ロックからバラード、弾き語りまでやれているところだと思う。やろうと思えばメロコアやメタルまでやれると思うけど、今応援してくれている方々やお客さんを置いていってしまう気がするのでやりません……(笑)

 

細野:私も、振り幅の広さは本当にいつも驚きます……。久保木さんからもたまに激しい感じの音楽の話題が出たりするので、ココロネコがメタルやっているのを1回見てみたいです。もしかしてそれが意外とウケたりして(笑)

 

久保木:メンバーが協力してSlipknotのコピバンやったりしたことあるよ(笑)

 

細野:そうなんですか(笑)なんていうか、強そうですね……。では逆に、ココロネコのここは嫌い(笑)というところはありますか?(笑)

 

久保木:名前がカタカナなのが……。僕は『Kokoroneko』表記推しです。ただ、カタカナはわかりやすいという魅力はありますよね。

 

細野:まさかのバンド名……、もしかしてローマ字表記が所々にあるのはこのためか……(笑)これはバンドの根幹を揺るがしかねないことを聞いてしまいましたが、そんな『Kokoroneko』のメンバーと初めて出会ったのは、いつ頃ですか?

 

久保木:長谷川とは高校3年生の終わりに知り合いました。

 

細野:住んでいた場所も高校もちがうと思いますが、受験の時に、とかですか?

 

久保木:ミクシィを通してです。大学入ってバンド組みたかったので、多分合格していた大学名で調べてつながったんだと思う。大澤、大東を認識したのは大学の軽音部に入ってからで、ベースの弘は気がついたら近くにいました(笑)

軽音部に入って、ココロネコが始まる前は、弘を除いた今のメンバーで、BUMP OF CHICKENの『アルエ』やニルヴァーナの『Smells Like Teen Spirit』を演奏して遊んでいたなぁ。

 

細野:ハセさんは一言もそんなこと言ってなかったのに……(笑)今で言うところの、Twitterとかで「春から○○大」って調べるのと同じ感覚なんですかね?ミクシィ使ったことないので詳しくはわからないんですけれど……(汗)ちなみに、大学に入ってバンドを組みたいと思ったきっかけって何でしょうか?

 

久保木:中学生の頃、HIGH and MIGHTY COLORにハマって音楽をやりたいなと思うようになって、中3の終わりにギターを買いました。高校は野球部に入ったので本格的にバンドはできなくて文化祭で演奏するくらいだったから、大学に入ってからはもう少し本格的にバンドをやろうと思ったのです。

 

細野:なるほど、久保木さんのバンド人生は中学校の頃から既に始まっていたんですね。G〇ogle先生によると、偶然か必然かHIGH and MIGHTY COLORツインボーカルなのですが、同じくツインボーカルのバンドをしているというのは何か思うところはありますか?

 

久保木:HIGH and MIGHTY COLOR以外にも凛として時雨とか陰陽座とかツインボーカルバンドが好きだったので、ツインボーカルになったのは自分としては必然です(笑)多分自分が双子だというのも関係していると思う。それを活かせるかどうかは別として、やりたいことをやる機会は全部平等じゃないとおかしいと思っちゃう。歌う機会、曲を作る機会、話す機会等々……。ココロネコ組んだときも最初はメインを長谷川しか歌っていなかったので「なんで一人しか歌えないの?歌いたい人はみんな歌えばいいじゃん、そんなの不公平じゃん」と思って、途中で変えてもらいました。長谷川を筆頭にメンバーもみんな優しいね(笑) 

ただ、そもそもツインボーカルを目指してはいなくて、理想は歌いたいメンバーはみんな歌ったり、外から一緒にやりたいボーカリスト呼んだり、演奏する楽器を変更したり自由にやりたいだけなんだよね。だから自分から「ツインボーカルロックバンドのココロネコ」と定義づけて自己紹介することもない。自分から紹介するときは「今は二人で歌ってます」とか言ってるかな。メンバーがそうやって自己紹介することにあえて否定もしてないけどね。

日本はロックバンドでメインボーカルが複数であることがまだまだ珍しかったり、ましてボーカルの人が引退して変わるバンドって少ないような気がするけど、海外だとそれこそビートルズなんてみんな歌ってたり、それに影響されたoasisも兄弟で歌ってたり、Arch Enemyの前ボーカルのアンジェラ・ゴソウは引退して他のバンドからボーカル入れて今はマネージャーやってたりと割と自由な気がしていて。HIGH and MIGHTY COLORも途中でボーカルがマーキーからHALCAにチェンジしたバンドだったしね。

いろんな人がいろんなことを歌えるバンドの姿を見せること、「こんな形もいいよね、あんな形もいいよね」と多様性を尊重する姿勢を示していくことが、僕として意識してやっていこうと思っていることです。まぁこれやっちゃうと商業ベースのバンドだと売りにくくなるし、ファンも混乱するだろうからあまりできないんだろうけど(笑)でも、これはメジャーじゃないからこそ僕らにできることかと。わりとバンドを始めた初期から思っていることだけど、なかなか人に言う機会がなかったから言えてよかった。

 

細野:なるほど……深い……。もしかすると、久保木さんのその変革を求めるというか、「自由にやりたい」という想いがココロネコに常に新しい風を吹き込んできたから、今のココロネコの形がある、とも言えるかも知れませんね。さっき、音楽をやりたいと思ったのはHIGH and MIGHTY COLORにハマったことだと言われていましたが、初めて買ったCDって、HIGH and MIGHTY COLORでしたか?

 

久保木:いや、たぶんポルノグラフィティの『PORNO GRAFFITTI BEST RED’S』の逆輸入盤だったかと思います。買ったのは中学2年くらいの時じゃないかなぁ。「逆輸入盤って何だ?」と思いながら買ったので記憶に残ってる。今でも聴いてるよ。CDは売ってサブスクリプション形式だけどね。そういえば初めて買ったCDであっても、躊躇なく手放したな(笑)

中学生の時は基本的に母が運転する車の中で聞くことが多かった。塾に行く途中とか。

 

細野:現在はどのくらいの頻度で曲聴かれていますか?

 

久保木:毎日何かしらで聴いています。自宅で何か作業している時だったり車の運転中だったり。

 

細野:生活の中にある、という感じですね。それでは、長くなるかも知れませんが、ここからは久保木さんの好きな音楽について色々質問させてください。まずは、好きなシングル・アルバムCDを教えてもらえますか?

 

久保木:音楽を本格的に聴き始めた中学生の頃からYOUTUBEニコニコ動画があった世代なので、意識して買ったシングルCDはあまりありません。お金も無いし、買うならアルバムでした。自分で意識してシングルCDを買ったのはHIGH and MIGHTY COLORのCDくらい。だから好きなシングルC Dは、初めて買ったという意味でHIGH and MIGHTY COLORの『PRIDE』にします。

一番好きなアルバムは決められないなぁ。今までの人生で一番衝撃を受けたのは中学生の時に買った凛として時雨の『#4』、カッコ良すぎると思ったのは高校生の時に買った9mm Parabellum Bulletの『Vampire』、これからアルバム一枚しか聞けない人生になるならYUKIの『POWERS OF TEN』を選びます。

 

細野:初めて買った「シングルCD」がHIGH and MIGHTY COLORなんですね。ちなみに、ジャケット(CDの表紙)が良いと思うものはなんですか?

 

久保木:ASIAN KUNG-FU GENERATIONの『ソルファ』です。ジャケットを担当している中村佑介さんの作品集『Blue』は購入して部屋に飾ってた。

 

細野:なんとなく、完売したココロネコの『リフレイン』のジャケットに似たところを感じるのですが、そんなことないですか?(笑)

 

久保木:『リフレイン』のジャケット製作はバンドの外の方なので、多分偶然です(笑)

 

細野:すみません、気のせいみたいです(笑)ではここからさらに深掘りさせてください。まずは、メロディーが好きな曲を最大3曲教えて下さい。

 

久保木:AC/DC『Back In Black 』。ボーカルのブライアン・ジョンソンは僕が一番尊敬するボーカリストです。彼みたいに歌えたらどんなに気持ちいいか……。

それからROSSO『シャロン』。チバユウスケさんの声であの綺麗なメロディーは反則。大学の卒業ライブで弘とコピーバンドを組んで演奏しました。その時の演奏はめちゃくちゃ楽しかったなぁ。

3つ目はWithin Temptation『Forsaken』。高校生の時にシンフォニック・ゴシックメタルを聴き狂っていた時期があって、シンフォニックメタルの特徴的なメロディーは自分の根底にある気がします。

 

細野:続いて、歌詞が好きな曲も最大3曲教えてもらえますか?

 

久保木:1つ目は9mm Parabellum Bullet『Mr.Suicide』。高校3年生の受験期にずっと聴いていました。たぶんその時の心情にぴったりマッチしていたんだと思います。「からっぽの手の中に残り続ける熱が ぼくだけのもの」という最後の歌詞に共感していた気がする。

それから、The Band Perry『If I Die Young』。自分が知っている洋楽の中でトップです。和訳せずに英語のまま咀嚼した方が歌詞の美しい表現とそれを乗せたメロディーの良さが伝わる気がします。

最後に、Heaven In Her Arms『鉄線とカナリア』。お酒を飲んだ後、夜道を歩いて帰る時に、この曲を口ずさみ(!?)ながら帰るのが僕の人生の中でもトップクラスの至福の時間です。聴き終わったときにはものすごいカタルシスが得られます。

 

細野:なるほど、どの曲も是非聴いてみたいです。それでは、ズバリ!人生で1番好きな曲はなんでしょうか!?

 

久保木:決めるのが難しいです。今後人生で選んだ1曲しか聞けなくなるとしたら、エリック・サティの『ジムノペディ第1番』にします。

歌がない方が人生のいろんな場面で聴けるし、おじいさんになっても安心して聴いていられるかなと。この曲を使った某アニメのワンシーンがめちゃくちゃ好きです。人生で一番好きな曲というテーマから外れているけど……。

 

細野:けっこう洋楽がランクインしていますね。「シンフォニックメタルの特徴的なメロディーは自分の根底にある気がする」というような言葉もありましたが、この好きな音楽たちが今の作曲・作詞に影響を与えている部分はありますか?

 

久保木:英語詞だし、シンフォニックメタルから作詞で影響を受けたことはないと思うけど、作曲の時に出てくるメロディーが影響を受けちゃう時はあるかなぁ。基本的に創作って自分の知っているもの、感じたことのあるものをリビルドしつつ今の自分の成分を足してオリジナリティを出していくことだと思うので。「あ、このメロディーあれから来てるじゃん」って気がつけば変えるし、他のメンバーに指摘してもらえたら変えるしって感じ(笑)

 

細野:そうなんですね。オリジナリティというと、ココロネコは自分たちでMVの内容や物語を考えていますが、久保木さん的にMV、PVが好きな曲やアーティストはありますか?

 

久保木:Envyの『Worn heels and the hands we hold』という曲のMVは後半のポエトリーリーディングとラストに向かって畳み掛けるような演奏、主演の女性の表情が素晴らしく、何度も観ているMVの一つです。

 

細野:何度も見てしまうようなMVに私も出会いたいです。まだ出会えていないので……(笑)さて、ここまで様々なアーティスト名が挙がりましたが、その中でも久保木さんが目標にしているアーティストは誰でしょうか?

 

久保木:歌い手としては、メロディーが好きな曲でも挙げたAC/DCのボーカリストのブライアン・ジョンソンです。彼のように歌えるといいなぁと思ってる。自分とは声質が違うけどね(笑)歳をとってもマッチョで若々しくステージに立ち続けていることもすごいと思います。

 

細野:マッチョというと、昨年あたりに映画の『ボヘミアン・ラプソディ』が流行ったとき、ハセさんと「白いタンクトップ着てライブしよう!」とか話してましたね(笑)

 

久保木:長谷川に白いタンクトップ着てライブして欲しいなって話したね、僕は着ません(笑)

 

 


 

 

どうでした、読み応えましたか?

え、まだまだ読み足りない?

安心して下さい!!後編があります!!(ドヤ)

とはいえ、私の感想パートは要らないくらいお腹いっぱいな方も多いと思うので、前編はこの辺りで。

後編に続く……!!

 

では!

 

スタッフ 細野

 

 

ココロネコ Official Link

【HP】 ココロネコ -OFFICIAL WEB SITE-

Twitter】 @kkrnkofficial

Instagram】 kokoroneko_band

 

No.2 第1回ブログ企画【ココロネコメンバーに聴いてみた】~長谷川・後編~

 

前回に引き続き、今回も長谷川編をお送りします!

↓↓前編をまだ読まれていない方はこちらから読んでみて下さいね↓↓

 

kokoronekoblog.hatenablog.com

 

後編では、私生活でのハセ、ココロネコとしてのハセなど、色々な長谷川友哉が登場……!?

では、ごゆっくりどうぞ!

 

 


 

細野:ハセさん自身はココロネコとして、そして時々ソロでもライブをしてますが、自分が他のライブに行くことってどれくらいありますか?

 

長谷川:実はそんなに多くないんだよね。バンド仲間のライブや好きなバンドのチケットが手に入る機会があったら行く……みたいな。

生でライブを聴くことは好きなんだけどね。

 

細野:日々忙しいですもんね……(汗)今まで行った中で、1番アガったライブ・コンサートはどれでしょうか?

 

 

長谷川:人生で初めて行ったライブ、クロマニヨンズのライブかな。1曲目の最初の音で、知らない間に泣いていた。

 

細野:わー、それはもうめっちゃ良いライブだったんですね!ライブと言えば、これは買っちゃうというグッズはありますか?

 

長谷川:タオル、つい買っちゃう。

 

細野:あるあるですね(笑)知らない間に溜まって、日常使いに……。

 

長谷川:そうそう、自分のライブの時の汗拭きに使ったりもするんだけど、日常使いになっていくよね(笑)

 

細野:ですよね(笑)では、もう少し私生活っぽいことを聞いていきたいと思います。曲を聴くことや作曲など、音楽関係のこと以外の趣味はなんでしょうか?

 

長谷川:料理と、映画を観ること!

 

細野:ハセさんのお料理ツイートは、メンバーと「ハセ´s キッチン」と名付けて楽しみにしてます(笑)最近一番上手くできたメニューって何ですか?

 

長谷川:『大人のナポリタン』って呼んでるナポリタン。甘くなくて、ピリッと辛くしてます。

コツは、ケチャップをしっかり煮詰めて酸味を飛ばすことかなぁ……。あと、パスタをしっかりアルデンテの状態で仕上げてあげることです!

 

細野:うわー、絶対美味しい……。今度作って下さい(笑)ギターボーカルでお料理お兄さんなハセさんは、見た目も「優しいお兄さん」という感じですが、今までにとがってたり個性的だった外見の時期ってありましたか?

 

長谷川:高校生の時は髪を伸ばすことにこだわってました。なんでだろう(笑)

 

細野:クラスに一定数はいたので、あの時期にやりたくなっちゃうことの1つかもしれませんね。ちなみに最長どのくらいでしたか?

 

長谷川:前髪が口に入って食べちゃえるくらいだった(笑)

 

細野:ながーーい!生徒指導の先生に怒られそうです(笑)話は全然変わるんですが、カラオケの十八番ってありますか?

 

長谷川:THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの『スモーキンビリー』は、十八番というか、歌おうと思うと凄くテンションが上がる曲だね。

 

細野:なるほど、では逆に、歌いたいけど難しい曲はありますか?

 

長谷川:ポルノグラフィティ『アゲハ蝶』だね。音符の細かさと、声の出し方が難しくて。本家に近づこうとするとコントロール力と表現力が求められる、でもその難しさもまた好きなんです。

 

細野:ボーカルだからこそなのか、すごい「歌う」ということへのこだわりが感じられます……!さて、ハセさんのルーツや私生活について色々聞いてきたんですが、ハセさんの人生で、この人に出会えてよかった!という人がいたら教えてもらえますか?

 

長谷川:甲本ヒロトと、山田将司

こういう事を歌ってくれる人がいるんだって思えたところかな。楽曲を通して、その人となりを勝手に感じて、救われたよ。

 

細野:もしこの2人が目の前に現れたらどうしますか?

 

長谷川:「この後、飲みに行ってくれませんか!?」って思い切って聞きたい。でも上手く言い出せなそう(笑)

 

細野:憧れの人と飲めたらそれはもう最高でしょうね……!その流れで、というのもあれですが、ココロネコのメンバーに出会えて良かったと思うのはどんなときでしょうか?

 

長谷川:常に思う。壁にぶつかった時や、壁を乗り越えた時。スタジオでも、ライブでも、飲んでても。

 

細野:まさに「ココロネコファミリー」ですね。(今企画の)最初の方で、ココロネコの好きなところと嫌いなところも伺ったんですが、他に「これ、今だから言えるんだけど……」みたいな、“やらかしちゃった”“あの時はこう思ってた”みたいなことはありますか?

 

長谷川:メンバーとその他何人かで飲んだ時に、嬉しくて最初に一気飲みしたら吐いて潰れたこと……。今でも恥ずかしい(笑)

 

細野:すみません、恥ずかしいこと聞いちゃって(汗)でも、きっともう皆忘れてますよ!そういうことにしましょう!(笑)さっき、ハセさんの好きな音楽について聞いたんですが、ココロネコの話になってきたので、ココロネコの楽曲で推せるベスト3ってありますか?

 

長谷川:うーん、すみません、順番が着けられないです……。全部推してます(笑)

 

細野:よく考えたらそりゃ全部推しですよね(笑)では、代わりに、じゃないですけど、ココロネコのライブを「もっと」楽しむコツをレクチャーしてもらえませんか?

 

長谷川:ライブの楽しみ方としては、気持ちを楽に、自由にしていてくださいってのが思っている所。手を叩いても良い、手を挙げてもいい、一緒に歌ってくれても良い、黙ってゆっくり聴いてるのも良い。

オススメな楽しみ方をお伝えするとしたら、「ここが好きだー!」って瞬間に手を『開いて』上げることですね。俺はついやってしまう。なんか心の窓を開けて音楽を受け止められる気がするんです。両手挙げてバンザイするのも良いですよ、ちょっと恥ずかしかったりするけど(笑)

 

細野:次のライブでお客さんが皆この「両手バンザイ」してたら面白いですね。

 

長谷川:それは新しいね(笑)でもほんとに、自分の性に合う楽しみ方をしてもらえればそれが一番です!!

 

細野:せっかくなので、ライブのことをもうちょっと教えて下さい。ハセさんのライブ衣装にこだわりはありますか?

 

長谷川:特にはないね……。動きやすい、弾きやすい、歌いやすいことは大事にしてるかも。

 

細野:なるほどなるほど。それも十分にこだわりだと思いますよ!では、ライブ前、ライブ後のルーティーン的なものはありますか?

 

長谷川:喉と身体のウォームアップ、終わった後は、クールダウン。

 

細野:喉って、どうやってクールダウンするんですか……?身体の方はわかるんですけど……。冷やすとか?(笑)

 

長谷川:冷やしはしないかな(笑)ウォームアップの一部分をもう一回やる感じ!負担をかけ過ぎない程度に。疲労感がとれたり、翌日に残るダメージが減るんだよね。

 

細野:身体のクールダウンの時に軽くストレッチするのと同じような感じですね!いやー、プロ意識がすごい!!そういう活動に対する意識も含めて、ファンの中には、ココロネコ全体にも、メンバーにも、自分なりの推しポイントを持っている人もいると思うんです。ということで(笑)ハセさん的に「ここのフレーズ、自分のパート最高なんですよ」というような自分自身の推しポイント、教えてもらえますか?(笑)

 

長谷川:それは恥ずかしいから、ライブ中に楽しそうに弾いてるフレーズから想像してください(笑)

 

細野:あー、あの曲かなぁ……。なんて(笑)もちろん、そういう楽しいとか推せるというものばかりではなくて、難しい曲とか、これは苦労したんだよ……、というものもいっぱいあると思うんですが、その中でも1番苦労した曲、苦労したCDってどれですか?

 

長谷川:go cry to goだね……。初めてのレコーディングで苦労した。緊張もしたし、イメージしてるとおりに歌えなくて、もがきにもがいた覚えがあるよ。

 

細野:もう10年近く前のことだと思いますが、やっぱり一番最初のレコーディングはよく覚えてますか?

 

長谷川:覚えてるね~。嬉しかったこと、感動したこと、悔しかったこと……。色々思い出せるよ。

 

細野:今も日々作曲に始まり、いわゆる曲作りにも励まれていると思いますが、これからどんな新曲を作りたいですか?

 

長谷川:永く聴いてもらえる曲を作りたいと常に思っています。

 

細野:ココロネコの曲がこの先何十年も聴き継がれるようにスタッフも頑張っていきたいと思います!!さて、【ココロネコメンバーに聴いてみた】のトップバッターとしてここまでハセさんにいろんなことを聞いてきましたが、それももう終わりになってしまいました……。こんなに聞いてもまだまだ聞き足りないですが、今回分は、ここで終わりたいと思います。最後に、ファンに向けて一言お願いします!

 

長谷川:いつもありがとうございます。早くまたお会いしたいです。

 

細野:ではハセさん、総括お願いします!

 

長谷川:アンケート貰って、改めて色々考えることが出来て楽しかった!好きな曲とか、順番って着けられないなぁと改めて思ったりしたし、自分のルーツを振り返ったりもした。またこういうのやりたいです。

 

 


 

 

 

2回にわたってお届けした【ココロネコメンバーに聴いてみた】長谷川編、いかがだったでしょうか。

「そうそう、ハセさんってこういう感じ」と思ったり、「知らなかった!」ということもたくさんあったかと思います。

皆さん、ハセさんを、そしてココロネコをもっと好きになりましたか?(笑)

 

次回は、【ココロネコメンバーに聴いてみた】の『久保木編』が始まります。

これまた「らしい」ような「らしくない」ような、楽しい記事になっていると思いますので、ちょこっと期待して待っていていただけると嬉しいです。

 

では!

 

スタッフ 細野

 

 

 

ココロネコ Official Link

 

【HP】 ココロネコ -OFFICIAL WEB SITE-

 

Twitter】 @kkrnkofficial

 

Instagram】 kokoroneko_band

No.1 第1回ブログ企画【ココロネコメンバーに聴いてみた】~長谷川・前編~

 

スタッフ細野がお送りする『ココロネコスタッフブログ』、第1回にして最初の企画は

 

【ココロネコメンバーに聴いてみた】

 

普段のライブや、SNSの発信ではなかなか知ることのないメンバーのあんな一面やこんな一面を知るべく、私の独断と偏見で、アンケートを送りつけて送って、聴いてみました!ファンの皆さんの聴きたかったこととも合っていれば良いのですが……(汗)

本当は直接聞きたかったのですが、こんなご時世なのでそういうわけにもいかず、それぞれの回答を基に、なんとか対談っぽくしてみました!!

たくさん質問したらたくさん返してくれたので、5人それぞれ前編・後編に分けてお送りします。

すでにココロネコにどっぷりなディープファンの方も、「ココロネコって何者?」と思って見て下さった方も、より多くの人がココロネコというバンド、そしてメンバーを好きになってもらえれば幸いです!

 

さて、それでは1人目を始めていきましょう!

トップバッターを務めるのはこの人!

Gt./Vo. 長谷川 です!

 

 


 

 

細野:こんにちは!改めてざっくりと自己紹介をお願いします。

 

長谷川:ギターボーカルの長谷川友哉(はせがわともや)です!山梨県甲府市出身で、5月25日生まれです!

 

細野:ファンが一番知っているココロネコメンバーと言っても過言ではないかも知れませんね(笑)先日は誕生日おめでとうございました!

 

長谷川:ありがとう!

 

細野:さて、ハセさんは甲府出身ということで、もう完全な山梨県産だと思うんですが、バンドをするに当たって、東京や大阪みたいな都会ではなく出身地・山梨でバンドをしているのにはどんな想いがあるのでしょうか?

 

長谷川:お世話になった人がいっぱいいるのが山梨だったり、育ててもらった場所だからって想いがあるよ。山梨を中心に活動することが今は1番恩返しが出来ることだと思ってます。

 

細野:なるほど。では、どんどん色々聞いていきたいと思います。ココロネコのリーダー・ハセさんから見た、ココロネコの良いところ・好きなところはどんなところですか?

 

長谷川:メンバーの仲が良いところかな。みんな自由人でバラバラの方向を向いているようで、気遣いがあったりして、猫みたいな性格だなって思ったりする。

 

細野:ココロネコだから猫みたいな人が集まったのか、ココロネコになったから猫みたいな人になったのか、どっちなんでしょうね(笑)

 

長谷川:これは俺も考えます、どっちなんだろうね(笑)相互作用もあるだろうしなぁ……。

 

細野:逆にココロネコのここは嫌い!というところはありますか?

 

長谷川:嫌いってほどじゃないけど、遅刻するところ。俺もするけど(笑)

 

細野:猫みたいだから仕方ないかもしれません。気まぐれなので(笑)そんなメンバーと初めて出会ったのはいつなんですか?

 

長谷川:18歳の頃、同じ大学の同級生として出会ったよ。ほぼ無理やり、バンドを組もうと誘いました(笑)

 

細野:そのときの皆の反応は……

 

長谷川:久保木はすぐに話に乗ってきてくれたな。しんさんと大東は、俺の勢いにびっくりしたんじゃないかなぁ(笑)

ココロネコができて数年経ってから、弘も無理矢理誘った(笑)

 

細野:ある意味ハセさんの想いと勢いで始まったようにも思えますが、そのバンドが10年近くも続いているなんてすごいことですよね!では、ハセさんをもっと掘り下げるために、ハセさんの音楽のルーツを聞いていきたいと思います。まずは無難に、好きな曲を教えてもらえますか?

 

長谷川:メロディーが好きな曲は、スピッツ『みなと』、oasis『Let There Be Love』、THE BLUE HEARTS『歩く花』かな。

スピッツの『みなと』は、歌詞とメロディーの重ね方が素晴らしくて、情景がありありと浮かぶところが好き。『Let There Be Love』は、シンプルなメロディーをギャラガー兄弟が歌い分けている楽曲で、2人で歌うことで、より切なさがあって……。THE BLUE HEARTSの『歩く花』、これは、こんなに耳馴染みの良いメロディーがあったか!と衝撃を受けた楽曲。言葉との合わせ方が素晴らしいと思う。

歌詞が好きな曲は、THE BLUE HEARTS『人に優しく』、スピッツ青い車』、それから吉井和哉の『HEARTS』。

『人に優しく』は子どもの時からずっと聴いてる曲で、この曲を聴いて色々考えてきた。自分のバンド観に大きく影響してる1曲だと思う。スピッツの『青い車』も子どもの時にテープで聴いていた曲。スピッツのベスト盤の中で一番好きだったのを覚えてる。なんで好きだったのか思い出せないけど、今でもなんか好き。そして、吉井和哉の『HEARTS』。なんて豊かで限られた色彩感なんだと衝撃を受けた歌詞。そしてなんだか自分の中にストンとハマった曲。

 

細野:ちなみに、人生で一番好きな曲って決められますか……?

 

長谷川:答えるのに凄く難しい質問だ……。順番がつけられないです……。

 

細野:「一番好きな曲は?」って聞かれると悩みますよね。自分で聞いといてあれですけど……(笑)今は生活の中で、どのくらいの頻度で曲聴きいてますか?

 

長谷川:聴けるタイミングがあれば常に聴いてるよ。移動中とか、寝る前とか。

 

細野:なんだか、音楽と共に生きてるっていう感じが伝わってきます。日々音楽を聴いて、今までに色々な音楽と出会ってきたと思うんですが、その中でも初めて買ったCDって覚えてますか?

 

長谷川:ポケットモンスター『目指せポケモンマスター』。ピカチュウのシールが付いてた気がする。

 

細野:ポケモン!ハセさんのCD歴はポケモンから始まっていたという……(笑)いや、あの曲は名曲ですよ!この『目指せポケモンマスター』から始まってたくさんのCDを聴いてきたと思うので、よかったら一番好きなシングルとアルバムをそれぞれ教えてもらえませんか?これも決めがたいとは思いますが……。

 

長谷川:シングルで一番好きなのは、175R『空に唄えば』。父親に買ってもらった思い出のCDだから好き。

1番好きなアルバムは……、好きなアルバムっていっぱいあるから決めがたいけど、強いて挙げるなら9mm Parabellum Bulletの 『Termination』。ギターを始めた頃に一番駆り立てられたアルバムだからかな。

 

細野:これもぜひ聞いてみたいんですが、ジャケット(CDの表紙)が良いと思うCDはどれでしょうか?

 

長谷川:これはルーツの一枚なんだけど、ken yokoyamaの『The Cost Of My Freedom』。ずっとジャケット見てたなぁ。

 

細野:これぞ、ハセのルーツ……。スタッフ兼ファンとしてチェックしておきます!あとは、ハセさんの好きなMVやPVはありますか?

 

長谷川:Foo Fightersだなー。バンドの演奏するところがいっぱい見られたり、その楽曲に込めた想いみたいなものが感じられるからかなぁ、と。思いっきりふざけたりしているMVもあって、それもそれで好きだったりする。メンバーが楽しそうで。

 

細野:もしかしたらFoo FightersがココロネコのMVにも影響しているのかも知れませんね。影響しているという意味では、ハセさんが目標にしているアーティストはいますか?

 

長谷川:MVの質問でも挙げたFoo Fightersや、oasisヒロトマーシースピッツTHE BACK HORN……。あと、ボーカリストとしては、チェスターベニントン、デイブグロール、山田将司甲本ヒロト……。バンドもボーカリストもいっぱいいて挙げきれないな……。

どのアーティストも、常に新しい事に挑戦している所、ファンと共にあろうとしてくれている感じがする所があって、そういうところを目標にしています。

 

 


 

 

第1回、いかがだったでしょうか。

こういう、文を作って公開すると言うことはなかなかしたことが無いので、拙いところは片目をつぶって見て下さい(笑)

次回は、長谷川後編をお届けします。

 

質問や感想は、SNSのメッセージやメールからお待ちしていますので、良かったら(お手柔らかに)送って下さい✉️

 

では!

 

スタッフ 細野

 

ココロネコ Official Link

【HP】 ココロネコ -OFFICIAL WEB SITE-

Twitter】 @kkrnkofficial

Instagram】 kokoroneko_band